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フラhulaで使われる曲や ハワイの精神を掘り下げます

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ハワイでのバレンタインは、アメリカ、世界がほとんどそうであるように
大切な人に感謝を伝える日。

ハワイでは、特に男性が女性に愛を伝えるのが主流になるようです。

もちろん 家族や友人にも 花やカードを贈ったりすることもあります。


そこにチョコレートが登場するのは、ごく最近のことです。





ハワイでは 1850年代 にはすでにビッグアイランドでカカオの栽培が
始まっていたのですが、当時はそれほど重要に思われず
発展しませんでした。

ワイアルアでカカオプロジェクトがスタートしたのは、ここ10数年前のこと

アメリカでカカオが生産できるのがこの地 ハワイだけ
カカオの産地としては 世界で最北端になります。

ハワイ産のカカオ豆として  良質なチョコレートを作ることに
専念していったのです。

太陽と豊富な火山灰を含む豊かな土地
風や雨も少ないワイアルアが 
最もカカオを生産するのに適していると選ばれました。


1890年代に栽培が始まったマカダミアナッツとの出会いが
今のハワイのチョコレートを作ったんですね!





流れと勢いに乗って
ハワイでも 日本向けバレンタイン用にチョコレートが
作られているみたいですね。

愛の言葉  といってもパッケージに書かれているだけですが・・。


ま、でも雰囲気はいいですね。ハートのところに
写真やメッセージを挟めるなんていうのも
ハンドメイドっぽくて。


ハワイ語の愛のメッセージを 覚えておきましょう♪

したの二つは 使いやすい!


愛してる   Aloha au ia’oe

ひとつづきの愛  Mo’o aloha

今もこれからも永遠に No na kau a kau

愛を込めて   Me ke aloha

感謝を込めて  Me ke mahalo










大人気のマカダミアチョコ☆
愛にちなんだハワイ語をちりばめたハワイらしいキュートなBOXでお届けします♪
ハートの窓枠には写真やメッセージカードが差し込めます。ギフトにも最適です♪

ハワイ産マカデミアナッツ丸ごと1粒をチョコレートでくるみました。
伝統あるハワイアンホストの工場で作られた、
水準の高いチョコレートをお楽しみください。
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メネフネと聞くと すぐに思い出すのは
可愛らしいアンクルの 小さな人形

ハワイに住む小人 ですよね。




でも調べてみると、意外と人間的な
哀しい伝説があることも わかってきました。

体が半分くらいしかなく 筋肉粒々で力仕事が得意だといわれるメネフネ

彼らは 古代タヒチからハワイへやってきました。
もともとハワイの先住者であったマルケサスからの移民者に対して
彼らは「メネフネ」名付られました。

マルケサスは体が大きく力強く、メネフネたちを 

ワイメア渓谷へと追い込みました。
さらに 重たい石を運ぶなどの
過酷な仕事ばかりをさせ 奴隷的に働かせていたのではないかと
言われています。

身長もそうして縮んでいって人の半分くらいになってしまったのでしょう。




メネフネという言葉に似た "manahune"(マナフネ)は、
タヒチ語で 嘲笑ともいわれ、身分の低い部族として
迫害されていたのではないかと
想像できますね。

しかも このタヒチの人々の本をただすともとは 東アジアから移動してきた
私たちと同じ モンゴロイドとも言われているので、

どこか、人事の気がしません。

彼らが実際に存在していたということは自らの手で造られた壁や、
石に彫られたペトログリフによって証明されています。

メネフネ養魚池もその一つです。


カウアイ島の南に位置するこの池は
約1,000年前に作られたもので魚を取るために緻密に計算された設計。
メネフネ養魚池は、古代ハワイの水産技術の高さを
表しています。


たった一晩で石を手渡しで運んで作ったというメネフネ伝説は

蔑まれながらも 精密に作ることが出来た彼らの技術を記録するための
伝説だったのかもしれませんね。

池をフレイア川と隔ている壁は長さ274m、高さ1.5mもあるからです。





メネフネ達は1800年代前半の国勢調査で 登録された65人を最後に
姿を消していきました。

次第に混血が進み減ってしまったというのが、自然なことのようです。


ハワイの人たちから いまだ愛され キャラクターとして
生き返っているメネフネには、哀しい時代があったことを
ちょっと思い浮かべると、またハワイの神話も現実と絡み合い
奥深いものとして 響いてきますね。


キラウエア火山溶岩流出

6/27から 新たに始まった溶岩流の流れ
11月10日にはついに1軒の民家を飲み込んでしまいました。

テレビや動画で見ると あまりに流れがゆっくりで、まるで
アニメーションを見ているかのようです。

20年前のキラウェア火山
20年前は、まだ、溶岩の上に人が立っています。





多くのハワイ島住民は、溶岩流はハワイの火山の女神ペレの仕業だと信じているそうです。

ペレ

それは、美しく奔放な神

あまりにも美しく、出会う全ての男を魅了
あまりにも身勝手で、思い通りにならないと
すぐに火山の怒りを爆発させる
あまりにも負けず嫌いで、強い相手にもひるまず、
弱い相手にも容赦しない



まるで、 溶岩が女神ペレ自身あるように 
自治体が 溶岩流をそらそうとすることは、ペレの邪魔をすることになり、
文化的に無神経な行為だとして、怒りをあらわにする住民もいるのだとか。




それほどまでに 畏れられ信仰されているペレの仕業なのなら
いったいペレは何に 怒っているのでしょうか。

もちろんそれを知る由もありません

 ペレの神話には 
怒りをぶちまけられた男達の話や 美しい雪の女王ポリアフとの
激しい戦いなど 激しいものがほとんどですが、

自分の非を認め 許した大きな愛の神話もあるのです。
そう  ペレの最も愛した妹 ヒイアカとの神話です。


*******************




キラウェア火山に住む 女神ペレには 
美しい妹 ヒイアカがいました。
ペレは ヒイアカを最も愛していました。

ある日ペレが木下で眠っていました。

夢の中で聞こえる太鼓の音に導かれ歩いていく先に

とても美しい青年がフラを踊っていました。
彼はロヒアウというカウアイ島の王でした。

ペレは、夢から覚めると 早速 ヒイアカを使って
ロヒアウを カウアイ島から つれてこさせようと考えました。


ペレは ヒイアカに言いました。
「決して ロヒアウと恋仲になってはいけないよ。
まっすぐ私の元へつれておいで」


「さもなくば お前の親友ホーポエが私の怒りを買うことになるよ」

ヒイアカは心配でしたが、姉のためにこの頼みを引き受けました。

ヒイアカが カウアイ島に着いたとき  ロヒアウは 道に倒れていました。

ヒイアカは 神に祈りを請い ロヒアウを生き返らせました。
そして説得してハワイ島へつれて帰ったのです。






ところが、それまでに時間がたちすぎていて
すでに  ペレはかんかんに怒っていました。

大地までが溶岩で真っ赤に染まっていました。
それを見たヒイアカは怒り悲しみ  ロヒアウを抱きしめキスをしました。


ペレの怒りは頂点に達し  ロヒアウまで溶岩で燃やしてしまいました。
ロヒアウを失ったヒイアカは

さすがペレの妹であるように、自ら溶岩を流し
ついに発狂してしまいます。

これを見たペレはようやく自分の過ちに気がつきました。
自分がしてしまったことを 大変後悔したペレは
チャントを唱え ヒイアカを直し

そして、ロヒアウを許し再び生き返らせ、ました。


そして
「私かヒイアカかをあなた自身で選んで欲しい」

と、言いました。

ロヒアウは ヒイアカを選びました。

これにはペレも、もう何も言わず
二人をおいて去っていきました。

ヒイアカとロヒアウはカウアイ島へ戻り放蕩に死ぬまで幸せに暮らしました。



*******************

ペレには、こんな自分を振り返り、相手を許す
大きな愛もあるのですね




溶岩はすべてを破壊してしまう。
それでも大地には再び命が芽吹き
草花が育ち森が生まれた。

まるで神話でロヒアンを復活させた
ペレの大きな愛のように。

女神ペレの激しさと優しさが
豊かな緑を生み出した。

(NHK BS プレミアム「長谷川潤 ハワイを踊る」から)





どうか
早くペレの怒りが収まり 大地に緑が 住民に平穏が訪れますように。











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