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フラhulaで使われる曲や ハワイの精神を掘り下げます

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メネフネと聞くと すぐに思い出すのは
可愛らしいアンクルの 小さな人形

ハワイに住む小人 ですよね。




でも調べてみると、意外と人間的な
哀しい伝説があることも わかってきました。

体が半分くらいしかなく 筋肉粒々で力仕事が得意だといわれるメネフネ

彼らは 古代タヒチからハワイへやってきました。
もともとハワイの先住者であったマルケサスからの移民者に対して
彼らは「メネフネ」名付られました。

マルケサスは体が大きく力強く、メネフネたちを 

ワイメア渓谷へと追い込みました。
さらに 重たい石を運ぶなどの
過酷な仕事ばかりをさせ 奴隷的に働かせていたのではないかと
言われています。

身長もそうして縮んでいって人の半分くらいになってしまったのでしょう。




メネフネという言葉に似た "manahune"(マナフネ)は、
タヒチ語で 嘲笑ともいわれ、身分の低い部族として
迫害されていたのではないかと
想像できますね。

しかも このタヒチの人々の本をただすともとは 東アジアから移動してきた
私たちと同じ モンゴロイドとも言われているので、

どこか、人事の気がしません。

彼らが実際に存在していたということは自らの手で造られた壁や、
石に彫られたペトログリフによって証明されています。

メネフネ養魚池もその一つです。


カウアイ島の南に位置するこの池は
約1,000年前に作られたもので魚を取るために緻密に計算された設計。
メネフネ養魚池は、古代ハワイの水産技術の高さを
表しています。


たった一晩で石を手渡しで運んで作ったというメネフネ伝説は

蔑まれながらも 精密に作ることが出来た彼らの技術を記録するための
伝説だったのかもしれませんね。

池をフレイア川と隔ている壁は長さ274m、高さ1.5mもあるからです。





メネフネ達は1800年代前半の国勢調査で 登録された65人を最後に
姿を消していきました。

次第に混血が進み減ってしまったというのが、自然なことのようです。


ハワイの人たちから いまだ愛され キャラクターとして
生き返っているメネフネには、哀しい時代があったことを
ちょっと思い浮かべると、またハワイの神話も現実と絡み合い
奥深いものとして 響いてきますね。


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